リーナ2020-25 小さなひとたちのお話
子どもの頃、小人や妖精の出てくるお話が好きでした。とくに好きだったのはコロボックルのシリーズ。床下の小人たち、木かげの家の小人たち、はなはなみんみ物語。指輪物語は大人になってから読みました。小人ではないけど、グリックの冒険やガンバの冒険など、小さな動物たちが主人公のお話もよく読みました。自然界の小さな生きものたちの物語、という意味では同じだったんだなと今は思います。妖精や小人と友だちになりたい何の希望もなかった私の唯一の夢でした。大好きな小さな世界とすっかり離れていた何十年の間も、それは細く小さく続いていたのでしょう。今は、そうなんだ、ほんとにいるんだと思ってます。ここにかさなってあるもうひとつの世界、いや、別なのではなく、目に見えているこの世界をほんの少し角度を変えてみるだけで、かんたんに見える、見え方のちがうこの世界を、感じて描いていきたいと思います。・ ・ ・そうか。いちばんの夢がかなってるんだ。それってすごいことだと、さらに今では思ってます。しかもフツーに考えて、かなうことはあり得ないような夢です。ほんとうの願いは意外とかなうものです。